ちまおblog

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鉄鋼2Q決算を受けて(順次更新)

5401日本製鉄 ☆本命のテツ☆
粗鋼生産量日本一。世界5位。技術力。高級鋼板で圧倒的。
 
今期最終益を41%上方修正過去最高益をさらに上乗せ。3Q以降(下期)最終、前年同月比39.4%増。
配当55→70(中間のみ)、期末未定だが55~70くらいかな?たぶん利回り7~8%。
 
理由・考察:価格転嫁成功。ひも付き価格是正。損益分岐点の改善。グループ全体としても好調。海外グループの収益向上。
 3Q以降詳しく書かれていなかったが、このまま価格転嫁など強気姿勢を維持する可能性が高い。
 また、『外部環境にかかわらず一定以上の利益を確保し うる収益構造(2025 中長期経営計画目標 ROS10%程度)の構築に向け着実に推進中』とあるので鋼材の価格を下げるというのはすぐにはしないかもしれない。もし、下げるのであれば海外市況による連れ安か、原材料が安くなって価格を下げてもしっかりと利益を上げられる時だろう。
 流石に日鉄がこの目標を掲げているので、鋼材価格についてはミスらないと思う。
 また、鉄鋼新聞による鋼材価格値上げニュースはしっかりと日本製鉄がやってると信じて良さそうだと今回の決算で分かった。
 とはいえ外市況は不透明であるため、今後も注視する必要がありそうだ。目指せ爆益☆
日本製鉄系大手電炉メーカー。棒鋼、線材など建設用鋼材に強み。
 
○今期営業利益、赤字修正。通期予想5億黒→5億赤。
 配当30→20。
 
理由:鉄スクラップ上昇。価格転嫁上手く出来なかった可能性大。
 
後半値上げ浸透も前半不調が響く。主原料である鉄スクラップ価格が想定を上回ったこと等により、営業損益は前回公表値を下回る見通し。
 
5423東京製鐵☆オススメ☆
電炉首位建材向け主力。熱延板。機動的な価格転嫁のプロ
 
今期経常45%上方修正3Q前年同月比15倍。急拡大
 配当16→25
 
理由:機動的な価格転嫁を成功させた。流石、電炉首位。圧巻。
   海外の鋼材需給逼迫に上手く波乗り成功
   3Q以降見通し、国内、海外共に建材向け鋼材の需要は堅調原燃料の価格上昇価格転嫁で対応。増収増益

5440共英製鋼

関西電炉大手。棒鋼、ネジ節棒鋼に強み。ベトナム鉄鋼比率高い
 
○今期営業利益20%下方修正。下期特に下方キツイ
 
理由:鉄スクラップ上昇。価格転嫁上手く出来なかった可能性大。
   ベトナムロックダウン弱し。一方北米堅調。
   電力費、合金鉄上昇も下げ要因。
 
5444大和工業 ☆オススメ☆
電炉大手。H形鋼が主力。米国、中東の海外比率が高い
 
○今期経常28%上方修正下期経常3.8倍。急拡大
 
理由:タイ事業、中国減産より東南アジアでの競争緩和。増収増益
   米国非住宅建設向け需要高い。鋼材需給逼迫
   価格転嫁かなり出来たH形鋼、強し
   高炉メーカー、鋼板に注力していた。
 
5445東京製鋼
電炉中堅。建材向け棒鋼が主力。ネジ線棒鋼国内シェア過半。国内
 
上期、赤。2Qも赤。3Qもさらに赤。残念過ぎる…
 
理由:原価(鉄スクラップ、合金鉄)の高騰。価格転嫁出来てない可能性大
   価格転嫁に時間かかる…(決算より)
   経費の支出、大。
 
5449大阪製鐵
日本製鉄系電炉中堅一般形鋼エレベーターレール
 
期経常17%上方修正。2Q、25.8億3Q、9.1億予想。
 
理由:国内、建築向け回復向かうも中小弱し。価格転嫁まあまあ。
   インドネシア、コロナ拡大。先行き不透明。
   3Q以降、コロナ、サプライチェーンを懸念とし予想。先行き不透明。
 
5458高砂鐵工
圧延専業磨き帯鋼に強み。自動車向け多
 
2Q大幅黒。しかし、3Q見通し経常20%減益
 配当0→25
 
理由:直近、圧延、受注量増加価格転嫁も、まあ良かった
   3Q見通し半導体不足影響を反映させたため。
 
5461中部鋼鈑
圧延専業。産業・建機向け。国内最大級の電炉を持っている。
 
今期経常77%上方修正下期前年同月比5倍に急拡大
 
理由:2Q価格転嫁出来ず。減益。
   しかし下期国内外の圧延の需要高い価格転嫁も進むことも見込んでいる?
   販売数量、販売価格共に伸びることを予想した。
 
5464モリ工業 ☆オススメ☆
ステンレス溶接管主力。自動車向けが多い。
 
上期経常2.5倍。下期、経常13.6%増。やや鈍化
 
理由:ステンレス管、ステンレス条鋼→受注増、価格増
   鋼管→かなり価格転嫁を段階的に頑張り、業績に大きく貢献
   価格転嫁力、優秀。
   見通しはステンレス鋼市況、ニッケル市況に強く影響。見通せない
   →投資家はモリ工に投資するなら、ここらへんしっかり見るべし。
   
特殊鋼世界最大日産ホンダ、自動車向け
 
今期経常8%下方修正3Q経常利益16.8%下方修正
 
理由:2Q自動車向け特殊鋼、売上増
   価格転嫁はそんなにできてない
   3Q以降、原燃料価格高騰、サプライチェーンを懸念とし予想。
 
神戸製鋼傘下、特殊鋼主力。鋳造→建機、産機向け
 
上期経常上振れ着地。しかし進捗率しょぼい通期予想変わらず
 
理由:特殊鋼、売り上げ増加、価格転嫁もややできた
   鋳鉄、金型工具系、売上増加
   インパクトに欠ける。
 
ステンレス大手。ニッケル精錬から圧延まで一貫
 
上期経常2.5倍3Q前年同月比51.9%増
 上期経常6200、通期予想10000。
 
理由:ステンレス特殊鋼需要堅調
   原材料高によるロールマージンの確保成功
   →価格転嫁できた。 
   3Q以降については、急激な原材料高中国景気減速等を踏まえ、予想。
   需要は底堅いが、ロールマージンを取り続けることが出来るかがカギ。
 
5481山陽特殊鋼 ☆オススメ☆
日本製鉄子会社の特殊鋼メーカー。国内トップ。海外比率高い
 
2Q経常予想上回り着地通期同損益も33.3%上方修正
 配当55→60。
 
理由:上期、鉄スクラップ想定より低位で推移。
   スウェーデン子会社obakoの販売構成比率改善。増益
   下期の業績は原燃料、鉄スクラップなどの上昇懸念があるが価格転嫁で前回予想より増益を想定。
   産業機械、建設機械向けの需要が引き続き好調。懸念に関しては、しっかり価格転嫁していく姿勢がステキです。
 
自動車向け特殊鋼大手。トヨタグループ建築、土木系にも強し。
 
上期黒転3Q経常利益前年同月比75.5%減。マジかよw
 
理由:上期特殊鋼の値上げ、数量増。ただ、そこまで価格転嫁出来ていない可能性有
   3Q以降は、やはり車向け特殊鋼であるため、半導体不足、サプライチェーンの混乱に深く影響を受ける模様
   投資対象銘柄としてオススメできない…
 
5484東北特殊鋼
電磁ステンレス鋼大同特殊鋼
 
上期経常2.1倍着地3Q以降経常利益、13.6%減
 
理由:特殊鋼、売上増2Q自動車向け堅調。
   価格転嫁はあまりできていないような印象。
   3Q以降、自動車産業の減産の影響は、今後の特殊鋼業界へ波及するものと予想
   
 
5486日立金属
高級特殊鋼ネオジム磁石など。海外比率高め
 
上期経常黒転3Q以降、黒字だが小幅
 
理由:設備投資増加自動車関連、2Q前年と比べて回復、黒転
   3Q以降、コロナ拡大、サプライチェーンを懸念とし微黒で予想。
   インパクトに欠ける。
 
5491日本金属
圧延専業。ステンレス冷延板。自動車部品、家電向けが主力。
 
○2Q、赤字予想から黒転3Q以降、小幅黒字
 
理由:利益率高い加工品セグメント、回復早かった。
   原材料高による価格転嫁のおかげで黒字
   3Q以降原燃料高による懸念を踏まえての予想。
   インパクトに欠ける。
 
5603虹技
鉄鋼鋳型マンホールの蓋工作機器向け。
 
上期経常赤転。3Q以降、黒転
 
理由:価格転嫁に苦戦
   鋳型は、鍛鋼・厚板向けが低迷
   3Q以降、やっと価格転嫁の結果がでるか?
 
5609日本鋳造
JFE列。鋳鋼、鋳鉄メーカー。建機
 
今期経常減益3Q経常利益、前年同月比33%減
 
理由:売上減少。価格転嫁、反映出来ず
   原材料高にやられる。
   3Q以降、大型案件22年度以降に遅れる。原材料高を懸念
 
5612日本鋳造管
鋳鉄管3位。JFE系。
 
上期経常48%減益3Qも結構弱い。
 
理由:価格転嫁にはタイムラグがある。
   →価格転嫁出来ず。原材料高に負け減益
   3Q、原燃料高、価格転嫁のタイムラグを懸念とし、予想。
   かなり弱い印象。
 
5659日本精線
大同特殊鋼系。ばね、ネジ、金網など多彩。半導体に顧客。
 
上期経常2.4倍増益着地。3Q以降、程よく経常利益ある
 
理由:売上増。極細線、ガスフィルター、特に。
   ステンレス鋼サプライチェーン懸念も価格転嫁で堅調。LME高止まり。
   3Q以降は2Qと同じように推移?懸念材料見込んで、前回予想から変更なし
   普通に良い決算。織り込み済みで片付けられそうな感じ。
   
5697サンユウ
日本製鉄系磨き棒鋼。CH線専業二次加工メーカー。
 
今期経常35%上方修正3Q以降(下期)、経常利益前年同期比50.6%減
配当14→20
   
理由:上期建産機業界、回復傾向。価格転嫁も出来た
   しかし、3Q以降、車減産、半導体不足、原材料高の懸念を踏まえ予想。
 
米国株 ユナイテッド・ステイツ・スチール
北米および欧州で圧延・鋼管自動車、家電、コンテナ、産業機械、建設、石油・ガスなどの業種向けに事業を展開。米国総合大手鉄鋼
 
予想より上回ったっぽい。三億ドルの自社株買いを発表。増配
 アナリスト高評価『自社株買いと非常に力強いフリー・キャッシュフロー(FCF)を考えると同社株が大幅に買われるのは驚きではない』
 
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):5.36ドル(予想:4.87ドル)
・売上高:59.6億ドル(予想:58.0億ドル)
・EBITDA(調整後):20.3億ドル(予想:20.1億ドル)
・FCF:13.3億ドル(予想:13.0億ドル)
・鉄鋼出荷量:4123トン
・フラットロール鋼の平均実現価格:1325ドル/トン(予想:1268ドル)
・鋼管の平均実現価格:1702ドル/トン(予想:1822ドル)
 
決算報告に翻訳かけました↓
記録的な純利益、記録的なEBITDA、記録的なEBITDAマージン、記録的な流動性、記録的な安全性、記録的な品質と信頼性など、私たちは記録を更新し続けています。
U.S. Steelの社長兼CEOであるDavid B. Burrittは次のように述べています。「当社のバランスシートは変革され、事業のキャッシュフロー創出により、当社の既存の競争優位性を拡大する有機的成長のための投資を前もって行うことができることに大きな自信を持っています。私たちはBest for AllSMの未来に向けて、より早く前進しています。」。
当社の戦略について、Burrittは次のように述べています。「事業に投資するか、株主に直接還元するかのどちらかではなく、その両方です。当社の未来には、3億ドルの自社株買いプログラムと1株当たり0.05ドルの四半期配当が含まれています
これまでの成果を株主の皆様に直接還元するために、3億ドルの自社株買いと0.05ドルの四半期配当を実施します。私たちは、この新しい高性能ミニミルの長期的な価値を確信しています。
私たちは、持続可能で差別化された鉄鋼を生産するという競争上の優位性をさらに拡大することで、この高機能な新ミニミルが生み出す長期的な価値に自信を持っています。
差別化された持続可能な鉄鋼を生産するという当社の競争力をさらに高め、長期的な価値を生み出すと確信しています。私たちは、ミニミル部門の業界トップレベルの実績を基に、「大きくする」のではなく「良くする」ことを目指しています。
当社は、ミニミル部門の業界トップレベルの業績を基に、将来にわたって株主に報いるビジネスモデルを構築することで、大きくするのではなく、より良くしていきます。
 
3Q以降がちょっと分かりませんでしたが、自社株買いを計画するということは、何か株価が上がると経営陣は予測している可能性が高いと見ます。
 
総括(現時点)
・価格転嫁ができた企業は業績が良い傾向にある。
・3Q以降の原燃料高、サプライチェーン懸念を織り込み、それでも良い業績予想をする鉄鋼会社は価格転嫁力にキラリと光る魅力がある。
・やはり3Q以降は様々な懸念より、車減産が顕著に見られる。自動車向け鋼材を作る鉄鋼会社には厳しい局面だ。

銘柄研究:日本製鉄

日本製鉄の強み、魅力
 
・圧倒的価格転嫁力
日本製鉄の社長、橋本英二さんは原燃料高が本格的に起こることを予言し、日本鉄鋼連盟の鉄鋼企業経営者が集まる会議にて、価格転嫁の必要性を強く訴えた。
圧倒的怪物級のデカさを誇るトヨタへの価格交渉を成功させた実績がある。鋼材の国内大口需要家向け取引(ヒモ付き取引)について、価格決定前に出荷する現行の仕組みを改め、出荷前に価格・量を決める方式に改める→日本の古臭い商習慣にメスを入れることに成功。その他、鋼材についても機動的な価格転嫁を行い、鉄鋼新聞の記事にて値上げ報告が相次いだのは記憶に新しい。自動車向け鋼材、下期も追加値上げ方針→他の鋼材についても、下期以降も強気で行く姿勢を感じ取れる。
 
・社長が極めて優秀
日本製鉄の社長、橋本英二さんは日本鉄鋼連盟の会長でもあり、日本経団連副会長でもある。実力、たたき上げで日本製鉄の社長になる。
非常に芯が強く、発言力が凄まじい。橋本社長が社長に在任してから、抜本的な構造改革により、超スピードで国内、海外問わず赤字事業を潰す→収益性の大幅向上。また、日本製鉄の海外比率は上昇を強めている。僕は橋本社長のカッコよさに投資してるまである…。
 
・圧倒的事業規模×確かな技術
国内粗鋼生産量1位44%が日本製鉄製。世界では5位に君臨する。海外比率も年々増加中。今後は国内を縮小させ、鉄鋼需要が堅調な海外(特にインド、アメリカ)に拠点拡大。
最近、コロナを99%減少させる抗ウイルス鋼板を開発し、商品化を進めるなど、とにかく技術力が高い。世界70カ国で約25000件の特許を持つ。トヨタ訴訟でも二年前から分析をしていたなど、訴訟に関しても勝てると見込んでいる。技術力に定評がある。
 
懸念材料
アジアのコロナ感染拡大によるサプライチェーン寸断を原因とした3Qに顕在化するであろう車減産。これに関しては致し方ない。たぶん自動車向け特殊鋼、冷延板、熱延板などの売上数量が減るだろう。
・石油石炭等をはじめとした資源価格高騰。ただこれに関しては価格転嫁でどうにか出来る問題である。日本製鉄においては価格転嫁する力が強いため、これはそこまで深く懸念として捉える必要はないと個人的に考えている。
中国不動産デフォルトを巡る、中国の鋼材需要(特に建築系)激減。中国の鋼材価格は資源価格高騰や電力不足を背景に価格の高止まりが続いていたが、中国の石炭価格への上値への政府の規制から、また普通に生産できると見込まれ、直近の中国鋼材価格は下落傾向にある。このまま中国内需が減り、安い鋼材がアジア市況に流れると、日本製鉄が海外展開しているアジア市況での利益が見込みにくくなる。これは価格転嫁でどうこうできる問題ではなく、対応策がない。直近では政府による中国粗鋼生産を急激に減産。また、輸出への関税も強化している。上手く中国国内で中国の鋼材は消費していただきたい中国の動向は今後も詳しく見張る必要がある
 
セグメント事業比率

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鉄鋼85%、エンジニアリング(日鉄エンジニアリング、製鉄プラント、環境エネルギーなどを基に事業展開)7%、システムソリューション5%(日鉄システムソリューション、IOT、クラウド、DXなど幅広い産業に使えるITソリューションの提供)、ケミカル&マテリアル(日鉄ケミカル&マテリアル、ニードルコークス、半導体、電子産業部材などへ独創的な材料・部材の提供)4%
鉄鋼の具体的な構成比率は2020年度下記にて自動車向け30.2%、他産業向け33.2%、土木向け14.2%、建築向け21.6%。(twitterより参照)
2021年3Qは車減産より、冷板、熱延板の売上に響くか?9月時点ではまだ影響が粗鋼生産量では目立たず。冷板、熱延板の価格は2008を超え高止まり中。市況の在庫は少しタイト感緩和へ向かう。車減産が解消されれば、再び需要は堅調になり、市況在庫はタイト感の高まりが考えられる。

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日本においては自動車多め。海外においては実は土木・建築が比率高め。
東京製鐵は電炉が強く、電炉は土木・建築の鋼材を多く作る。2Qの爆益決算を見る限り、海外、国内共に堅調としていたため、日本製鉄においても海外の構成比率は土木・建築系の比率が多いため、かなり強い決算が期待できよう。
→価格転嫁がしっかりとできることを前提とする。

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事業ごとの国内、外国比率⤴

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国内6割、海外4割。今後は海外比率が高まってくる模様。
国内の粗鋼生産の44%を占める。
海外はASEAN、韓国、中国、台湾等アジアが7割を占める。今後はインド、米国の販路拡大をしていくらしい(中長期経営戦略)
9月の輸出は韓国向けが輸出好調、かなり期待できると日経新聞に書いてあった。
 
マクロ的視点による分析
エネルギーインフレ(原材料高)
2002(上げ始め)→2008(高値) 株価は2007、夏まで上昇
2010(上げ始め)→2012(高値) 株価はずっと下落
2020(上げ始め)→2021(高値) 株価は上昇後、直近は下落

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株価高値
1896(上げ始め)→1989(高値)
2003(上げ始め)→2007(高値)

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決算

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中国鋼材輸出

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2003(上げ始め)→2007(高値)

 

これらデータよりわかること
2003→2007では業績、株価、エネルギーインフレ、中国鋼材輸出、共に続伸
しかし、2008のエネルギーインフレが高値を付けた際には既に株価、業績、中国鋼材輸出は下がっていた
現在直近では、業績好調、株価は長期でみると回復傾向にありやや好調?エネルギーインフレ絶好調、中国鋼材輸出減産、中国粗鋼生産量も減りつつある
今回の中国鋼材輸出減産は国によるものであるため、世界のマクロ的な問題ではないかもしれない。理由としては北京オリンピックへの二酸化炭素排出量を抑え込む流れや中国不動産デフォルトラッシュによるものの説が高い。ちなみに中国の鉄鋼は50%が建材向けである。

鉄鋼について

鉄鋼価格一覧(月間)
https://www.japanmetal.com/memberwel/marketprice
鉄鋼新聞(見出しで)
https://www.japanmetaldaily.com/
鉄の種類について
https://www.jisf.or.jp/kids/shiraberu/variety.html
日本鉄鋼協会
https://job.rikunabi.com/media/theme/steel/future.html
世界鉄鋼協会
https://www.worldsteel.org/
中国PMI
https://fx.minkabu.jp/indicators/CN-PMI
日本PMI
https://www.mql5.com/ja/economic-calendar/japan/nikkei-manufacturing-pmi

国鉄鋼原料炭(石炭先物)

https://m.jp.investing.com/commodities/coking-coal-futures-streaming-chart

鉄鋼石先物

https://m.jp.investing.com/commodities/iron-ore-62-cfr-futures-streaming-chart

鉄鋼決算一覧

https://www.nikkei.com/markets/kigyo/money-schedule/kessan/?ResultFlag=2&Gcode=17

 


鉄鋼製品できるまで


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主な鉄鋼消費国


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輸出国


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粗鋼(そこう、英: Crude steel)とは、転炉や電気炉などで精錬され、圧延や鍛造などの加工を施す前の鋼。最終的には自動車や電気製品などの耐久消費財や建築材料となることから、粗鋼生産量は景気の動向を示す指標となる。統計用語としては、1958年に鋼から呼び変えられる形で採用された[1]、2000年以降一般では認知されておらず、それ以前には報じていたマスコミも現在は使わない。銑鉄は転炉での精錬前の鉄であり、十分に脱酸されず熱延鋼板や冷延鋼板に適する「リムド鋼」、十分に脱酸され高級鋼材に適する「キルド鋼」、その中間で厚鋼板やレールに適する「セミキルド鋼」に大別できる[2]。
 
ステンレスは、鉄とクロムとニッケルの合金鋼です。鉄はクロムを12%以上含むと、表面に100万分の数mmという非常に薄い膜(酸化膜)が生じます。この膜はたくましい復元力をもち、傷口が開いても即座に空気中の酸素と手を結び、新しい皮膜を生成し、地金を保護します。人体の自然治癒機能のようなこの性質は不動態といわれ、クロムの量が多ければ多いほど皮膜は強固になります。
 
解体ビルなどから出る鉄スクラップを電熱で溶かして再利用する「電炉材」だ。量は日本の鉄鋼生産の約25%ながら、高炉材の多くが自動車メーカーなどの製造業に流れるのに対し、電炉材は建設業向けをメーンとする。
マンションや商業ビルなど大型建築物は特に鋼材使用量が多く、コスト上昇は建設計画そのものに影響する
乗用車は一般的に1台あたり普通鋼を0.7トン程度使うとされている
 
鉄鉱石→粗鋼生産の元。電炉よりかは高炉で使われる印象。2021年9月時点で中国国内の粗鋼生産の急激な減少により、急落。これまでは堅調に推移していた。トヨタは鉄鉱石の高騰より、鉄鉱製品の値上げを認めていたが今後どう動くかは見張る必要有。
 
鋼材の需給を建設以上に左右するのが、製造業の動向→PMI(製造業購買担当者景気指数)
 
高炉(粗鋼生産の多くを占める莫大二酸化炭素排出)→自動車等製造業向け
電炉(粗鋼生産の25%だが、環境に良し)→建設業向け
鉄スクラップ→解体ビルから出てくる。電炉によく再利用で使われる
H形鋼、厚鋼板→代表的な建材
ステンレス→鉄よりさびにくい
冷延鋼板類→自動車、家電を支え、大きく伸びる
ステンレス鋼→さびと闘う代表的鋼種、安価なため厨房器具、内装材、自動車装飾品などに使われる。

 

【鋼材価格の推移について】
○国内
○海外
・米国中西部国内熱延コイル鋼先物
・ダウジョーンズ鉄鋼ストリーミングチャート(米国の主要な鉄鋼業関連株のインデックス)
・上海鉄鋼先物
・中国熱延板、冷延板、価格推移(チャートなし。翻訳必須)
・鉄鋼新聞 海外
・産業新聞 アジア
・産業新聞 欧米

〈大学生ちまおの株式投資の記録vol.8〉 トランプVSバイデンの大統領選挙の時に買った銘柄の結果について!

こんにちは。

大学生のちまおです。

激戦だった2020年アメリカ大統領選挙

今回は、大統領選挙の真っ最中に買った銘柄の結果を記録に残しておきます。

 

購入した銘柄は東レです。

素材のメーカーですね。

 

それでは、買った理由から見ていきましょう!

このあたりから投資反省ノートにしっかりと買った理由とか反省点を書いていたので、ブログが書きやすいですね笑

 

〈買い理由〉

・株価490~515で安定的に推移していたから。(テクニカル)

・2020年3月期の当期純利益がプラスだったから(ファンダメンタル)

〈購入詳細〉

・日付:2020/9/16

・株数:100株

・取得株価:492

・購入する際にかかった総額:49255円(手数料込)

 

次にチャートから結果を見ていくぞ!

f:id:timatimablog:20210405163143p:plain

はい、初心者のやらかしですね。

そもそも買い理由がしょぼく、安易に買いにいってるなというのが、敗因だと思います。

確かにテクニカル的にはやや大きめの陰線が出ているので買いかもしれませんが、買った時期は波乱の大統領選挙中です。

普通に小さいレンジの上げ下げを狙いにいっているようじゃ、そこまで利益も取れないし、それ通りに動く保障がありません

完全にファンダが良かったから買いだ~って慢心してしまった所も駄目でしたね。

長期チャートも見てみましょう。

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本当に笑えますよね笑

素材が足りないとかのニュースとセクターローテーションで、素材に一気に注目され、11月から上げたようです。

買うならこういった波にのり、順張りで攻めていくのが良かったのかもしれません。

この取引を反面教師にして、今後のトレードを上手くできるよう精進したいものです。

 

〈投資結果〉

・取得株価:492

・売却時株価:494

保有期間:約3週間

・損益:+200円

・実質損益(手数料を引いて残った損益):+145円

 

とにかくレンジ幅を狙ったテクニカルは良くないことが分かりました。

とくに目に見えて相場全体が迷っているところではしてはいけない。

 

vol.9に続く

 

〈大学生ちまおの株式投資の記録vol.7〉 お気に入りの時計の銘柄買ってみた!

こんにちは。

大学生のちまおです。

今回はお気に入りの時計の銘柄を買ってみたので、投資記録を残していこうと思います。

 

購入した銘柄はシチズン時計(7762)です。

 

高校生の時にバイトで貯めたお金で買った時計がシチズン時計です。

高校生にしては大きなお買い物だった為、凄く思い入れが強いです。

 

それでは、見ていきましょう!

 

〈買い理由〉

・比較的に株価が小さく買いやすい

時計ユーザーとして、良いな!と思った為

テクニカル分析より、株価がいい感じに割安であると判断した為

 

〈購入詳細〉

・日付:2020/9/9

・株数:200株(勝負に出ました)

・取得株価:309

・購入する際にかかった総額:61910円(手数料を含む)

 

次にチャートから結果を見ていくぞ!

f:id:timatimablog:20210326144127p:plain

(画像は株探から。)

いい感じに小さなレンジを捉えることができ、じわじわと利確することが出来ました。

ささやかな上達を感じましたね。

それでは、長期的にはどうだったか、見てみましょう。

f:id:timatimablog:20210326144420p:plain

利確後、小さなレンジが壊れ、2か月間ほど下落傾向があったため、まあまあ良かったのかなと思います。

シチズン時計の決算はこの時、赤字決算であり、ファンダメンタル的に長期的に持つところではないというのは分かった上で投資していたので、良かったかなと思います。

その後、相場ではアフターコロナに関心がいき、上がりましたが、ファンダメンタルは未だ改善されていないため、2021年3月直近では下がりました。

好決算が出てから再度チャレンジは少しありかなと踏んでいます。

 

〈投資結果〉

・取得株価:309 個数:200株

・売却時株価:317、332 100株ずつ

保有期間:2日、5日

・損益:合計+3100円

・実質損益(手数料を引いて残った損益):+2990円

200株勇気を持って投資をして良かったなと思える結果でした。

まだまだ利幅としては少ないですが、少しずつ増やせるようお勉強と相場の審美眼を養うことを怠らず頑張っていきたいものですね。

 

それでは、また。

vol.8でお会いしましょう。

 

 

【株価予測】現役アルバイター、アフターコロナの飲食店の株価予想をしてみた!

こんにちは。

大学生のちまおです。

今回は現役飲食店アルバイターによる、アフターコロナ銘柄代表、飲食店の今後の株価予想を僕なりに説明していこうと思います。

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この記事を書こうと思ったきっかけは、アルバイトとして働いていて以前よりも増して、忙しくなってきたな、飲食店はアフターコロナに着実に向かっているなと強く感じたからです。

 

それでは、見ていきましょう!

 

はじめに…

〈僕のアルバイト先について〉

僕が働いているアルバイト先は飲食店の中でお寿司を扱っている企業です。

最近、某大手チェーン企業に完全子会社化されました。

アルバイトの僕は社員の方からそんなこと教えてもらえませんでしたが、調べたら完全子会社化されていました。

末端労働者は上層部で起こった大事ことすら教えてもらえることがなく、なんとも惨めなものですね…

 

〈アルバイト先の変化〉

コロナ禍で飲食店の経営はかなり打撃を受けました

これは一般的に知られている情報ですが、これは本当のことです。

僕のアルバイト先でも一日の売上が少なく、労働者がぐっと労働時間を減らされました。

社員の方よりも、アルバイト、パートが特に減らされましたね。

それでもお店は赤字で商品が売れず、食品の廃棄率も上がったと社員の人が頭を悩ませている状況を僕は隣で静かに見ていました

上記の状況はコロナ感染拡大から2021年の1月くらいまでのことです。

 

ただ、ここ最近は、お店の売上がじわじわとコロナ前へと戻り、黒字化を達成し、売上がじわじわと上がっています

コロナへの恐怖感がワクチン等の配布により若干下がり、お客さんがよくお店へくるようになってきたのです。

これを現場でひしひしと感じるため、飲食店の決算はコロナ禍より良いものを出す可能性が高いと考えられます。

さらに、これは僕のアルバイト先ならではだと思いますが、コンサル?のような人たちが店長へ様々な指示をしており、お店の緩かったルール等が厳しくなり、よりクオリティの高い商品を出すよう様々な改革が行われています。

このように内部でより売上がたつように、変革が起こっています。

 

〈これからの株価予測〉

僕のアルバイト先の企業は売上の向上とコンサル?の登場の2点より、良い決算を出していくと考えられます。

良い決算が出れば、企業はそれに応じて配当を上げてきたりする可能性も考えられるため、一層の株高が期待されます

とはいえ、コンサル?の登場は僕のアルバイト先だけかもしれないため、これは飲食店全体としては言えませんが、飲食店全体として売上が上がってきて、コロナ前へと戻りつつあるのは事実だと思います。

 

とはいえ、飲食店はIT化しにくい、利益率が少ない、日本の人口減少による労働者不足、様々な解決できない問題があるのは変わりません。

 

飲食店の株は、アフターコロナとして短期的には吹き返し上がるものの、長期的な目線で見ると、やや斜陽産業であることは間違いないため、長期的には下落傾向にあるのかなと予想しています。

 

あくまで、僕個人の予測なので、飲食店の株を買うのか買わないのかは、各自で判断してください。責任は負いません。

 

それでは、本日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

〈大学生ちまおの株式投資の記録vol.6〉 また可愛い銘柄買ってしまいました

見事、前回ちょっと大きな利確を成し遂げたちまお。

学生としては嬉しい1500円の利確

めちゃくちゃ嬉しかったのをよく覚えています。

前回のブログ↓

timatimablog.hatenablog.com

 

今回は、またあの銘柄を買ってしまいました。

そうです。

 

日本軽金属HD(5703)ですね。

 

日本軽金属は僕が始めて株式投資で投資をした銘柄です。

株価が小さく、なんか可愛いんですよね。

今回は2回目の日本軽金属HDの取引結果を書いていきます。

記念すべき1回目の取引結果はこちらに書いてあります↓

timatimablog.hatenablog.com

 

それでは2回目の日本軽金属HDいってみましょう!

 

〈買い理由〉

少し大きく株価が下がっていたから割安と見て購入

前回よりは上手く利確出来るだろうという謎の自信

銘柄への愛

 

〈購入詳細〉

・日付:2020/8/31

・株数:100株

・取得株価:187

・購入する際にかかった総額:18755円

 

それではチャートから結果を見ていくぞ!

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(※画像は株探から。日本軽金属HDは既に株式併合をし、株価は当時の10倍で表示されています。)

 

なんとも微妙なところで買っていますね笑

初心者感をまだ拭えていませんね。

この時は株式併合が近く、下落トレンドが強かったですね。

その中でなんとか利確にこじつけられた感がありますね。

客観的に見ても弱い買い理由で買った銘柄はあまりよろしくないです。

 

それでは長期のチャートを見てみましょう。

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株式併合後一か月間は下値をうろうろしていましたが、その後大きく上がっていますね。

日経平均の回復と共にじわじわ回復していった感じがありますね。

元々長期保有の意思で買えば良かったのかもしれないです。

まあ、失敗は次に生かして頑張っていきたいところですね!

 

〈投資結果〉

・取得株価:187

・売却時株価:193

保有期間:約1週間

・損益:+600円

・実質損益(手数料を引いて残った損益):+545円

 

初心者らしいですね笑

正直、赤裸々に一つずつブログ記事にするほどでもない損益です。

恥ずかしいものですよ笑

しかし、こうやって株初心者からの成長を客観的に詳しく見ることのできるブログは、僕のブログ以外無い

将来的に労働のみでは厳しくなっていく世の中で、株初心者から成長した投資家になるまでの過程の情報はこれからの未来、価値があるのではないか?

と予想しているので今は毎日PV1~2くらいですが、将来的に金銭なり経験、知識となり、僕に返ってくるものだと思っているので、書き続けます。

僕が株のトレードをする限り、僕のブログのネタコンテンツは尽きないので、頑張り続けます。

将来の貴方、僕に幸あれ!ですね。

それではまた。

 

【資産運用】毎月3万円の貯金V.S毎月1万円の貯金+毎月2万円の投資

こんにちは。

大学生のちまおです。

今回は貯金V.S投資のシミュレーションをしてみようと思います。

 

日本人の平均年収は国税庁によると441万円とされています。

そこで、年収400万円の人の場合を考えてみましょう。

 

年収400万円だと手取り額は年に約320万円。

1か月にならすと約26万円6千円といったところでしょう。

ちょっと意識高く1か月に3万円貯金に回すとします。

 

ではこの3万円、普通に毎月貯金していった場合と、毎月1万円貯金+2万円投資をした場合とで比較してみます

 

今回、投資対象に使うのは楽天・全世界株式インデックスファンドとする。

平均利回り(年利):約5~6%

信託報酬(年利):約0.2%←投資信託の手数料のようなもの

実質利回り(年利):約4~5%

今回は低く見積り一律年利4%として試算する形でいきます。

 

それでは見ていこう!!

 

試作結果

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投資の利回り計算は金融庁の資産運用シミュレーターで算出しました。

1年目はさほど差額はないものの、時間の経過と共に差額は開き、30年経つと約668万円もの差額が生まれます

複利の力は物凄いですね。

たった2万円毎月投資を勇気を持って踏み込むことにより、ここまで差が生まれるのです。

ちなみに5万円毎月貯金すると30年で1800万円になります。

毎月1万円貯金+投資2万円では30年で約1748万円

どうでしょうか?

月5万円30年間貯金とほぼ同等の資産が積み上がっているのです。

こんな試算結果を見ると真面目に貯金だけするのが馬鹿らしく思えてきますよね。

今回は投資のジャンルを投資信託一点張りにしましたが、他にも様々な種類の金融商品は存在します。

自分のリスク許容度と相談し、最適な投資を心掛けることにより、更に資産を増やせるかもしれません

 

それではまた。

 

〈参考サイト〉

oneinvest.jp

diamond.jp

www.fsa.go.jp

 

 

〈大学生ちまおの株式投資の記録vol.5〉 株を始めて3ヶ月ついに初勝利を掴む?

日本軽金属みずほフィナンシャルグループと続いて

今回は4回目に買った銘柄の購入記録を書いていく。

3回目に買った銘柄は保有期間が長いので(察してほしい…w)

また今後お伝えしたい。

 

さて、4回目に目をつけた銘柄は

東急不動産HD(3289)だ!

 

〈購入詳細〉

・日付:2020/8/27(みずほ利確の2週間後)

・株数:100株

・取得株価:434

・購入する際にかかった総額:43455円

 

〈買い理由〉

・当時の投資余力が残り6~7万円で、その範囲内で購入出来たから

・株価がかなり低くなっていたから

・会社のHPがかっこいい

 

ちまお、ついに株価のチャートを見てから株を買うということが出来るようになった

僕がテクニカル分析を意識し始めたのはこの時からだ。

まだ、この時は財務諸表は見てもよく分からない状態だった為、テクニカル分析からやり始めた気がする。

ただテクニカル分析だけでは駄目だというのは、ネットか何かで調べて分かっていたので、夏休みに簿記3級の勉強をひたすらやっていた記憶がある。

ファンダメンタル分析が出来るように。

 

では、チャートから結果を見ていこう。

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(※チャートは株探から。下の時間軸が切れてしまい申し訳ありません。パワポで切り取りする際ミスしました。)

買いのタイミングは本当に成功しました。良かった。

でも…

利確早すぎ☆

なんでしょうこの利確の速さは…

おそらく、日本軽金属とみずほの時から学び、上がったら直ぐ下がってしまうのではないか?

という思考が働き、秒速で利確を決断したのでしょうね…

一応過去トレードの学びは生かして戦っている僕ですが、今回はそれが裏目に出てしまった

勝ったは勝ったが、不完全燃焼って感じだな。

利確後、凄い上がっているしな。

 

では長期のチャートを見ていこう。

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なんと…

あの時(2020/8/27)買ったときから、この記事を書いている今(2021/3/14)までもしずっと持っておけば

取得株価:434

売却時株価:681 

損益:+24700円(+56.9%)

普通に良い数字だ…

2倍株とは言えないが、1.8倍くらいは普通に狙えてた…

 

☆畜生☆

 

では、現実の投資結果に移りましょうか

 

〈投資結果〉

・取得株価:434

・売却時株価:449

保有期間:1日

・損益+1500円(+3.45%)

・実質損益(手数料を引いて残った損益)+1445円

 

まあまあ、前回のみずほの回よりかは上手くできたかな。

みずほ利確編はこちら↓

timatimablog.hatenablog.com

しかも1日で1500円だから、アルバイトで虚無になりながら働くよりは、割が良く良かったかな。

僕は大学生なんでね。

早すぎる利確という失敗を踏まえ、今後のトレードも上手くやっていきたいものだな。

 

では本日はこの辺で。

 

次回、前に買った○銘柄で再チャレンジを狙う?

大学生ちまおの株式投資の記録vol.6に続く‥‥‥

 

 

 

 

 

日本人の金融リテラシーが壊滅的に低い件について意見する

なぜ資本主義の現代に私達は生きているのに、お金が無いと嘆いている人が多いのだろうか?

 

お金を散財することに悦びを感じるから。

貯金ができないから。

給料が低いから。

 

様々な理由が考えられるだろう。

 

しかし、根底にある重要な問題として金融リテラシーの壊滅的欠如が挙げられる。

 

労働し貯金する。

他にも様々お金を稼ぐ手段はあるのに、調べるのが面倒くさいからと他の選択肢を取らない

労働で汗水たらして働くことこそ美徳。

投資はギャンブル、怪しいからやらない。

 

どうしてこんなにもお金を欲しているはずなのに他の選択肢をリスクを取って挑戦しないのか?

なぜ日本人はお金について極めて弱いのか?

 

それは昔からの歴史を遡ることで分かる。

江戸時代、260年続いた安寧

国民がお金を持たず、豊かになれないように仕組まれたからこそ実現できたのだ。

いつの時代でも人はお金が欲しいものである。

お金をめぐって争いが起こらないように歪んだ価値観が植え付けられたのだ

 

こんなにも昔の出来事だが、

・お金は汚い。

・お金儲けの話は人の前ではするな。

・良い会社で働けるために勉強しなさい。

・危険なものには手を出すな。

このような考えを子どものころ、親から教えられてはいないだろうか?

 

そう、昔から価値観のアップグレードがされていないのである。

 

未だ、日本には根強い固定観念同調圧力が国全体に蔓延している

これは個人的にコロナウイルスよりも厄介で凶悪なものではないだろうか?と強く感じる。

 

お金の無い国民の多い日本の経済成長率が停滞するのは当たり前だろう。

これからの日本には様々な問題が降りかかることが明確なので

今こそ既存の当たり前を見直しお金の勉強をして、金融リテラシー向上に努めるのが最善の選択だろう。

労働でたくさんお金を稼ぐのも難しいし、税制がどんどん改悪され、なかなか会社にぺこぺこして金魚のフンのようにすがりつくのもナンセンスな気がする。

timatimablog.hatenablog.com

 

では具体的にどうすればいいのか?

端的に表すなら金融リテラシーを上げ、行動し、生活を豊かにしていくの一択だろう。

現代は有り難いことに様々な分野を勉強する環境としては最高水準が整っている。

Youtubeでは無料で興味深いコンテンツを様々インプットすることが出来る。

他にも気になる事象をググれば、知識人が作ったブログコンテンツを見たり、経済的なデータ等を簡単に見つけることが出来る。

(この記事を書いている僕はブログを書くことにより、様々な情報を取り入れてアウトプットをしており、非常に成長を感じている。)

 

なにより、稼ぐ手段が増えるというのは精神衛生上極めて良い

稼いでいくための行動をする過程にこの世の中のおかしなところに気付くことが出来たり、実際に稼げたりすれば豊かになっていくし、労働により酷使されること以外に生を実感出来る

 

そんなわけで金融リテラシーを上げ、幸せになれるよう一緒に頑張っていきましょう。

 

それでは本日はこの辺で。