ちまおblog

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【驚愕!】社会人の給料の手取り額は毎年減っていたようだ...

給料に対し、僕の手取り額少なくない?

こう思ったことのある社会人はいるだろうか?

「考える若い男性」の写真[モデル:大川竜弥]

NHKが作成した年収別手取り額の推移を見て、現代社会の闇を感じたのでデータを元に年収別に考察していきたい。

年収500万円、850万円、1000万円、1500万円、2000万円の順で説明していく。

 

☆年収500万円 平社員

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 縦軸は手取り額(万円)、横軸は年度(年)を表している。

2012年から2016年にかけ約6万円、減少した。

6万円は500万円の約1%であるため、大したことないと思う社会人もいると思うが、お昼ご飯の例を考えてみよう。

毎日、お昼ご飯には500円使っているとしよう。もし、6万円あると500円ランチを1000円ランチに変え、これを120日間楽しめる。

120日間、すなわち1年間の1/3日を1000円ランチにすることができるのだ。

そう考えると、6万円減少は大きいだろう。

2016年から2020年は横ばい状態だが、これからの日本を考えると近い未来、より手取り額が少なくなってしまうことは否めない

 

☆☆年収850万円 課長

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年収850万円も年収500万円と同じく、2012年から2016年までは減少傾向、2016年から2020年までは横ばい状態という感じだ。

2012年から2016年までで約7万円減少した。

年収500万円の場合と比べて1万円しか減少傾向が違わないため、少しお得感あるなと感じられる。

しかし、引かれている額面としては2020年の場合で計算すると年収500万円が122万円、年収850万円が227万円なのでしっかりととられている印象だ。

 

☆☆☆年収1000万円 部長

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社会人の大台1000万円の手取り額推移だ。

じわじわと手取り額が減らされていることが分かる。

2012年と2020年と比べると 約11万円も手取り額が減少している。

やはり大台ということもあり、減少額も大きい。

 給料の約3割も引かれており、所得税の大きさを強く感じられる

 

☆☆☆☆年収1500万円 外資系エリート

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年収1500万円ともなると手取り額が1000万円を超えていたようだが、2016年からは1000万円をきるほど減少している。

手取り額は2012年から2020年で約45万円減少している。

ここまで稼いでいると国も好き勝手とってくるイメージが生まれる。

年収が極めて高い人達が税制を上手く利用して安く済ませたり、海外へ移住するのも、このグラフを見るとひしひしと共感出来る。

これからも手取り額が大きく減少していくことが予想できるだろう。

 

☆☆☆☆☆年収2000万円 役員

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破格の強さを誇る年収2000万円。

減少額も極めて大きく、毎年しっかりと大きくなってきている。

手取り額は2012年から2020年で約60万円減少している。

累進課税の結果が顕著に現れていることが分かる。

平均的な年収の人が高収入の人がずるいと色々言うことが多いため、高年収の人が日本にあまり居たいと思えない状況に毎年なってきている印象が強い。

 

 まとめ

結果として全ての年収の層の手取り額が減少傾向にあることが分かった。

世の中で副業が盛り上がったり、終身雇用の崩壊が騒がれたり、フリーランスのような生き方に憧れる会社員が多くなってきている理由が明確になった。

あなたは今の手取り額で満足だろうか?

もし将来に不安を感じるのであれば、新しい稼ぎ方を模索していく必要がありそうだ。

 

データ元

www3.nhk.or.jp