ちまおblog

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2023年の投資戦略

○新年の挨拶
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
ちまおでございます。
 
昨年度は就職活動と株式投資の両立を図り、結果としては大学の株式投資コンテストにて優勝、そして第一志望の証券会社から内々定をいただくことが出来ました。
御社ありがとナス!
 
○総資産、純資産推移と2022年相場振り返り
さて、私の総資産は現時点で132万円ほど、ここから親から利子ゼロで借りたお金を差し引いた純資産は108万円ほどになっております。(2023/1/5)
昨年度の時点の総資産は100万円、ここから親から利子ゼロで借りたお金を差し引いた純資産は76万円ほどになっております。
つまるところ純資産の前年同月比+32万円(+42%増)となり、昨年度の目標であった純資産100万円を突破するは達成されました。
総資産、純資産の上昇は適切な節約とアルバイト労働が主な要因です。
投資パフォーマンスとしてはプラマイゼロくらいでしたので、下落相場としてはそこそこ頑張れたのかなと思います。歴戦の投資家の発信を学んでリスク管理を徹底的に行ったことと、ドルを保有し円安恩恵を受け取ることができたことが要因かと思います。
 
昨年度の相場はかなり大荒れで、レバナスや高PERの米大型株で損失を被った方は多数いらっしゃったのではないでしょうか?
かくいう私も米国のIPOで歴史的人気を得たRivianにてー80%とかいう爆損を被りました。この株は私のポートフォリオの5%未満であったため、額としてはそこまで大きい損にはなりませんでしたが、金利上昇局面では高いPERの株はボコボコに売られるというのは身をもって体験できたので、良い勉強代になりました。
将来的に私が1000万円を運用する時に同じ過ちを繰り返さなければ、実質プラスです。21歳でこの経験をした同学年は少数派なのではないでしょうか?つまり勝ちです。(苦しい言い訳)
仮想通貨もボロクソ売られたので、軒並みリスク資産には厳しい局面でしたね。
 
○本題、2023年投資戦略
さて、今年の相場はどうなるのでしょうか?
私は引き続き、金利の動向を追うことが大切になってくると思います。
米国CPI、雇用統計、FOMCあたりは必須確認事項です。
 
海外株に投資をする方は為替リスクにもしっかりと目を向ける必要がありそうです。
2022年10月をピークにドル円円高方面に動き、この流れは数年単位で円高へ更に振れてくると思われます。なぜなら円安方向に向かっていた時には、日米金利差を背景に動いていた部分が多かったからです。
当時、米国の債券利回りは4%超であり、日本の債券利回りは0.25%でした。
100万円を債券に投資したとすると、米国は4万円もらえます。日本では2500円もらえます。リスクは同程度です。さて、あなたはどちらに投資しますか?
お金が大好きな大衆は皆、米国債券を選択するでしょう。そうなると、どうなるか?
日本円を売って、ドルを買い、ドルで運用するのです。つまり、円安ドル高に振れてくる訳です。
ただ、最近の動向を踏まえると、米国のインフレには陰りが見えてきました。これはCPIの動向を見れば一目瞭然であり、米国のケース・シラー住宅指数も金利高により鈍化してきました。CPIの項目にて、住宅の部分がネックになっていたことを踏まえると、今後は一層とCPIが鈍化していくことが予想されます。そうなると米中央政府はインフレ退治を優先している訳ですから、これ以上利上げする必要がなくなります。はたまた、金利高によって景気が潰される訳ですから、中期的に見て、利下げは必然的であると思われます
そうなると、米国の債券利回りは低下してきます。米国で運用するよりも、日本で安全に運用したいというニーズが高まり、いままで運用していたドルを売り、円を買いに大衆は動きます。つまり、円高ドル安に振れてくる訳です。
歴史的に大規模な金融緩和→歴史的なインフレ→歴史的な急速利上げ…その次にくるのは歴史的な利下げとなります。(予測)
大規模な金融緩和によって潤沢になった米国家計のキャッシュは歴史的なインフレによって少しずつ蝕まれます。いずれは金利の高さがネックで家の購入が控えられたり、より高いモノへの消費に陰りが見えてくるはずです。そうなると次に訪れるのは景気後退局面→歴史的利下げになります。
結論、ここから数年は円高に振れていく可能性が高く、為替リスクを負っても、それ以上のリターンが得られる市場であれば海外投資はアリですが、為替リスクよりリターンが見込めないのであれば日本の株式やヘッジありの商品での運用をオススメしたいと思います。
 
ただ、数十年単位で考えるならば、日本は競争力が生産年齢人口の減少や少子高齢化による重税等で購買力の低下が見込まれるため、国力低下が考えられます。そのため超長期的にみれば円安だと思います。多くの方が運用している円建てS&P500は良いかと思われます。しかし、数年間は円高により、リターンが期待されるほど大きくないかもしれませんね。
 
景気後退局面ではリスク資産である株には教科書通りに考えるなら逆風です。まだまだ高PERの株や業績があまりよろしくない株は投資家から好まれない可能性が高いです。反対に高配当株あたりは成長はあまり見込めないものの、景気後退局面には強いと思います。やはり配当という形で投資家にリターンを示すことが出来ますし、なにより業績が安定しており、ディフェンシブ風味を感じたい投資家から好まれるかと思います。
最近物色されている日本の高配当銀行株や電力株なんかは良さそうですよね。日銀の政策変更や電力価格上昇は素直にプラス材料に捉えて良さそうな気がします。
なにより、景気後退局面は投資家としての力量が問われるため、リスク管理をしつつ、頑張っていきましょう。
 
 
久しぶりのブログで私の充電が尽きたので、このあたりで終えようかと思います。
 
結論
・これからは円高に振れてくるかもしれないから海外株投資には気を付けていこうぜ
(為替リスクを踏まえてもリターンが期待できる市場なら挑戦していこう)
・2022年の重要指標だったCPI、FOMC、雇用統計は23年も重要だ!しっかりと確認していこうぜ
・景気後退局面では投資家としての力量が問われるので、リスク管理を徹底して頑張っていこう
 
以上です。ありがとうございました。
就活はひと段落したので、ぼちぼち更新していきたい所存でございます。
 
今年もよろしくお願いします~
ではまた