ちまおblog

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テスラ4Q生産販売台数がマジで凄い件

先ほど、テスラの4Q生産販売台数が発表されました!

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こちらがテスラの4Q生産販売台数になります。
4Q生産台数:308,600台
4Q販売台数:305,840台
 
一見すると凄さが分かりませんよね?
続いてテスラ強気派と今回の実績を比較したものを共有します。

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今回の4Q販売台数はアナリスト予想、テスラ強気派、どちらの予想よりも実績が上回っているのです!!
今回はまとめていませんが、もちろん生産台数も上回っています!
 
テスラ界隈では、『これはクレイジーだww』という意見が多いほど喜びのツイートで溢れています。
生産台数はテスラの決算に大きな影響を与えます。もちろん少し数字が前後する可能性があるようですが、次の決算(一月末)はかなり良いものが期待できるでしょう。
 
それではいままでの生産販売台数を見ていきましょう。

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www
いやいや、なんすかこれw
これが米国の首位級ハイパーグロース株の実力ですかw
これの株主でいられている自分が夢のようです。
 
4Qのデータ打ち込んでいるときにニヤニヤが止まりませんでした。
本当に凄い。
 
ちなみに、2022年はさらにドイツのギガファクトリー、ベルリン工場が始動します。
このドイツベルリン工場、ギガプレスと呼ばれる極めて効率的な機械が搭載されているようで、更なる利益率の向上にも貢献する可能性が高いです。かつ、既に稼働している上海工場と同程度のものになると予想されています。
 
さらにさらに米国の第二のギガファクトリー、テキサス工場始動への準備も着々と進んでいます。
この米国のテキサス工場、100億ドルというぶっ飛んだ金額を投じて作られる最新ギガファクトリーです。サイバートラック工場になるとも予想されています。
 
市場は金融相場から業績相場、2022年終わりには逆金融相場と厳しい展開が続きそうですが、テスラの爆成長は今後も続きそうですね。
 
ホルダーとしてしがみつきたいと思います。新規でテスラ株購入するのもアリだと個人的に思います実力のある企業に投資マネーは集まりますからね。イーロンマスクに振り回されますが、楽しいですよw
 
資金が出来次第、追撃買いしてまいります!アルバイト頑張るぞ!株買うためなら労働も頑張れるゾイ☆
それでは

米利上げの過去と銀行株との相関関係

FRB政策金利(FFレート)の推移(2000~2020)
FRB金利を上げる際、はじめにFFレートを動かし、これに応じて十年債利回りも少しずつ変化していく
FFレートが上がったからといって、すぐに十年債利回りが上がるわけではないが、やはり高い相関関係はあるようだ。政策金利と10年債利回りは似ているが異なるものなので注意して見ていきたい。
図 政策金利(FFレート)の誘導目標の推移

 

○過去の金利上昇局面(1980~2021)と今後の株価予想
超長期的に見ると10年債は下落傾向にあるのは間違いない。注目したいのは数年単位での10年債利回りの変化だ。
1980年から1994年の間は数年単位で変化を見ると、とにかく短期で急激な上昇かつ、変化幅が大きいことが見て分かる。
この10年債の急激な上昇×変化幅が大きいという二つの特徴が重なるとS&P500は下落することがある(株価動向を参照)
 
ただ、1996年から2021年を見てほしい。数年単位での10年債利回りの変化は非常にゆっくりとした上昇である。変化幅も小さいことが多い
さらに、この期間のS&P500は横ばいor上昇したのだ。
つまり、1996年から2021年のような緩やかな10年債利回りの上昇であれば、2022年から始まる利上げ局面においてもS&P500は横ばいor上昇局面であると言える。
 

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直近では金融緩和し過ぎでインフレ加速が起こっている。なので利上げが予想されている。
テーパリング完了はで2022年3月に終了する。この期間から利上げが始まる可能性が高いと市場関係者は予想している。
2022年3月から2024年3月まで緩やかに10年債利回りが上昇すると過程するとS&P500、つまり米国株は2021年ほど伸びることは期待できないが、急激に下落することは考えにくいだろう。
ただ、インフレを急ピッチで改善するという理由で急激に政策金利(FFレート)が上がると、1980~1994年の間に起こったような下落があると心構えする必要がありそうだ。
多くの市場関係者は流石にFRBはやらかさないだろうと見て、金利上昇と共に株も上がる見方が多いようだ。そうであってほしい。
 
〇利上げと銀行株との相関関係
利上げがされるということは、銀行株にとって追い風ではないか?そう考える人が多いのではないだろうか?
いままで安い金利で金を貸していた銀行。これからは利ザヤが稼げる局面がきて銀行株の時代がくる!と考える人も多いだろう。私もその一人だ、だから今書いている。
過去の金利上昇局面と銀行株の株価の変化を合わせて考えてみる。

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縦軸が銘柄、横軸が年代を基本に示している。これら銀行株の推移を見ると、直近のような金利の上昇をする局面においてはほぼすべての銘柄が上がることが多い。(金利上昇が始まった瞬間から買った場合)
ただ、めちゃくちゃ上がるかというと地味な値上がりである。S&P500をアウトパフォームしているしている銘柄もしていない銘柄もあるが、私達が期待するほど銀行株は上がらないということだ。
とはいえ、金利上昇局面においては、他の銘柄も上がりにくいことは確かである。よって配当金を得ながら2年間ほど待ち、キャピタルゲインを少し頂くのもアリかもしれない
しかし、既に織り込まれて上昇している節が銀行株にはある。よって現在、調整しているところが多い

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かなりの高値圏にあることを意識して、もし買うのならしっかりと調整したところを買うべきだろう。
直近の株高で業績が良いという節も忘れてはならない
ちゃんと調整したのを確認して、利上げでどれほどの収益を見込めるか試算し、手順を踏んでから買い向かうのが賢明だろう。
日本の銀行株でなんども損切りしたことがあるので、書いておくが決して上昇しまくっているところをイナゴで買ってはいけない
銀行株の鉄則です。ちゃんと調整してから買いましょう。絶対だぞ…イナゴするなよ…いままでのミスを繰り返えさないように!
 
私個人としては今は調整局面にあるので下がりきるのを待っているところ。また、売却時も遅れると長期の低迷も余裕で考えられるので、買うと決めたらちゃんと最後まで見届けるようにしていきたい。銀行株の動向は金利上昇局面において注目すべきタイミングであるので、こまめに確認したい。利上げ開始は2022年3月だ!(市場予想では)



 

2021年投資総括

今年度(2021)の投資総括を記していきたい。
現在、2021年12月大学2年冬。
 
◆総資産推移
2020年12月30日時点の総資産
→381,722円
2021年12月30日時点の総資産
→745,753円(前年から+95.36%)
 
総資産の拡大原因は投資を始めた時からやっている徹底した家計簿の記載、アルバイト労働収入の拡大(月2,3万円→月5万円)、低資金で満足出来る趣味を増やしたこと(カラオケ,散歩,ゲーム,外食etc…)。
今年度の投資パフォーマンスは損失の方が大きいのが事実。
 
株式投資パフォーマンス
2020年度の投資パフォーマンス
確定損益:△40円
含み損益:約△20,000円
 
投資を始めた年のパフォーマンスで、取引は日本の小型個別株のみ。
そこまで投資余力が無かったので、10万円以下で買える銘柄を雰囲気で取引。
株の指標を覚えることで精一杯でした(PER等)。
 
2021年度の投資パフォーマンス
株式投資(日本&米国の個別株)
元手資金:295,000円+1890$(約211397円)=506,397円
確定損益:△46,257円
含み損益:△23,250円+183.95$(約21,172円)=△44422円
現在の株式総資産(投資余力+現在の有価証券時価):458,172円(元手に対し△9.52%)

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上の画像は確定損益をグラフ化したもの。日本製鉄の決算スライドを模倣してパフォーマンスを分かりやすく示した。
2020年度の含み損銘柄(ブロードバンドタワー)の損切り、雰囲気投資がまだ抜けていなかった銘柄(三菱UFJ,神戸鉄鋼等)を損切りしたため、かなりおおきな損が出てしまった。
2021年1月から3月までは相場も良かった為、雰囲気投資の小型銘柄の売り買いはプラスで推移した。ただ、その後は日経平均もレンジ相場で、その間景気敏感を筆頭に含み損が多く発生してしまった。youtuber買い煽り銘柄もいくつかある。マザーズ等、小型グロース株が弱い展開が続くと考えた為、バリュー株を中心に取引したが、結局損失を出してしまった。このままではいけないと強い危機感を感じ、値動きは何によって引き起こされるのか研究するなど、原因を探った。
おかげさまで経済ニュースを見るようになったし、業績に直結するデータの収集(日本郵船なら世界コンテナ運賃指数、日本製鉄なら鋼材市況、価格等)、需給などを知り、それを認識した上で取引出来るようになった。その結果がバーチャル株式のパフォーマンスにも反映された(下にパフォーマンスを記載した)。現在保有中の日本製鉄は銘柄分析をしっかりと行った上で投資している。
今年の成長は損失額より価値があるし、社会人になって投資余力が大きくなった際に同じ過ちを犯さないのであれば大きな利益を掴み取る上で重要な経験代金になったと認識している。よってこんな所で終われないし、次のバブル相場は必ずものにするつもりだ。負けられないちまおの戦いは始まったばかりである。
来年度は岸田政権の長期化を想定し、日本株は買い控え、米株を主軸にトレードしようと考えている。無論、日本株のバリュー感が露わになり、再度海外投資家が買い向かうのであれば順張りかつ、業績の良い銘柄に絞り機動的に投資をしていきたい。どちらにせよ徹底した分析を心掛けて実力向上に務め、来年度こそパフォーマンスをプラスで終えたい(強い決意)。
 
現在の保有銘柄
日本株:日本製鉄 100株
米国株:TESLA 1株
    Rivian 3株
 
日本製鉄の購入はファンダメンタル的には良いので底堅く、間違っていなかったと思う。ただ、配当権利前に購入したのは間違いだったと考える。購入タイミングの見極めは今後の課題。Tesla株はイーロンマスクの売りが40%完了時に買ったので、購入時のタイミングは良くない。ただ12月9日にテスラ界隈で株式分割やサイバートラックの発表があるんじゃね?的なノリが交錯しており、煽られ購入した。煽りに弱いのも今後の課題。軸をもってくださいちまおさん。Rivian株は完全な高値掴み、かつ今のところはファンダメンタルは良くなく、雰囲気投資的なものも含まれている。良くない。ただ、会社のビジョンは学生投資家に対して強い魅力がある。RivianCEO、RJスカリンジは現在39歳と若く、電気自動車を通して地球保全に取り組む。これから本格的に脱炭素時代が到来する中、テーマ株としても魅力的だし若い投資家の心を掴み、未来へ挑む企業を応援するのは僕ら若い投資家の使命なのではないだろうか。なので損失額は大きいが未来への先行投資として長期的に共にしていきたい。
結論、購入タイミングは課題が多いので2022はテクニカル分析も徹底して投資をしなければならない。
 
◆仮想通貨パフォーマンス
元手資金:10000円
確定損益:2626円
含み損益:△423円
現在の仮想通貨総資産(投資余力+現在の仮想通貨時価):12203円(元手に対し+22%)
 
仮想通貨は2021年2月から始めて、主にテクニカル分析を駆使して運用。手法は順張りが多かった。
始めた当初はBTCを主にトレードしていたが、最近はNFT界隈が盛り上がっているのでETHを主軸としてトレードしている。
草コインも一時期触れていたが、今後淘汰されそうなのでETHを主軸でトレードしていく予定である。
一時元金+35%のパフォーマンスを記録したが、直近の仮想通貨全体の調整に巻き込まれて、含み益が目減りし元金+22%ほどのパフォーマンスで今年度は終了。
始めて1年たたず、利益が出て良かった。来年は仮想通貨ニュースもしっかり把握して買うべきタイミングで勝ちにいきたい。
 
現在の保有銘柄
ETH:0.01(4500円分)
 
◆2021年新しく挑戦したこと
○仮想通貨取引
○米国株投資(個別株)
○20歳になり、自分の証券口座開設をした(以前までは親の口座で取引)
○投資本の他にも自己啓発やメンタル等の本をよく読むようになった
○株ブログを始めた(一時一日最高PV数300)
○忙しいけど時給の高い飲食アルバイトから平和でコミュニケーションをほとんど必要としないかつ時給が今までと変わらない品出しアルバイトへ転職を成功させた
→月5万円安定して無理せず稼げるようになった(飲食アルバイト時は頑張って2万円とか)
○大学の株ゼミに入り、バーチャル株式(1000万円運用)を体験。
→ゼミ内で先輩を出し抜き一位の投資パフォーマンスを出し、教授からルール作り側に来ないか?と相談された。

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この画像が本年度、バーチャル株式の運用実績。プレゼン資料作った際に作ったので載せておく。

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こちらはグラフ化したもの。
前半は海運株の恩恵を預り増加、その後明和産業配当利回り25%というニュースを受け購入(バーチャル株はS高でも必中で買える←チートの発見)、3連S高をものにする。その後は鉄鋼中心に取引、日本製鉄で損失を出すものの、東京製鐵でカバー。ヨコヨコ推移で終了。
やはり1000万の資金があると業界首位銘柄や株価が高いものを余裕で買えるので良い。資本主義をひしひし感じる。
来年度ではバーチャル株でなくて、現実の株でも黒字のパフォーマンスを出せるよう頑張る!!
 
簡潔に 2022年の目標は以前のブログで書いたので良かったら見てください↓

timatimablog.hatenablog.com

最後までお読みいただきありがとうございます。

今年度もお疲れ様でした。

皆様、良いお年を!

そして来年度もよろしくお願いいたします。

現状把握:日本製鉄①

本記事では日本製鉄の現状把握を目的としてブログにします。
本記事を書いた日程としては2021/12/21となります。
私は現在もまだ日本製鉄ホルダーです。それでは早速見ていきましょう。
 
〇現在のチャートと直近株価下落理由のおさらい

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こちらが現在のチャートになります。9月時点での前回高値(約2400)から12月21日現在で1880あたりまで下落しました。
下落理由としては様々挙げられます。順を追って説明します。
日本製鉄下落理由
①CB社債の発行
日本製鉄は約3000億円ほどCB社債を発行しました。このCB社債社債を株式へ転換することのできる社債です。
つまりこれが株式へ転換されれば将来の一株当たりの利益が減ることを意味しますから、株価はこれを懸念と捉え下落したと考えられます。
発表後、2400あたりから1900あたりまで下落しました。
トヨタ中国宝武鋼鉄集団の子会社への提訴
日本製鉄は自社の電磁鋼板の特許に触れる電磁鋼板を作っている中国宝武鋼鉄集団の子会社、及びその商品を買って利用したトヨタへ提訴しました。
こちらはプラス材料にもマイナス材料にも見ることができますが、トヨタとの仲が悪くなり将来的にトヨタに鋼材を買ってもらえなくなる懸念があります
こちらのニュースで直接的な下落にはなりませんでしたが、中長期的にホールドするなら潜在的に意識しておくべき懸念点とも言えます。
トヨタはEVへの本格投資(8兆円規模)を最近表明しましたから、提訴の結果次第でこの恩恵を受けにくくなる可能性があります
③需給の悪化
信用買い残りが多く、株価も下落しているため、需給が非常に悪い展開が続きました。こういった局面では少しでも上がると損失を小さめにして、信用で投げる人が多いわけですから株価は上値の重い展開が続きました。よってなかなか上がることなくズルズルと株価が下落したと見ることができます。12月10日時点で信用売りも増えてきましたから、信用倍率は改善されたものの、依然として買い残りは多い状況です。したがってまだ上値は重い展開が続きそうです
日本株における政権リスク
ポンコツ岸田政権金融所得課税発言、自社株買いへの規制発言などが海外投資家及び国内投資家の買いを遠ざけている現状があります。
これは日本製鉄の問題ではなく、日本株全体に言えることです。こういった発言の連続もあり、株価は大きく下落したと考えられます。
⑤海外鋼材市況の下落
前回の日本製鉄分析でも挙げた通り、海外鋼材市況は中国を筆頭に下落しました。中国は減産をしているものの、大手不動産のデフォルト懸念から一時的に建設はストップし、中国国内の鋼材は余り、安く買いたたかれました。中国国内で売れないためアジア市況でも安売りを開始し、アジア市況も下落しました。また、少しではありますが米市況でも下落しています。
こういった観点から海外での利益マージンがあまり取れない可能性が高いです。日本製鉄の決算説明にもありましたが、3Q以降は国内は高値横ばい、海外市況でのマージンは少なくなると考えられます。こういった観点から株価が下落していると見えます。
 
〇これからの相場観
米がテーパリングを加速し、2022年には利上げが3回の利上げが予想されています。日本は金融緩和を維持するようですが、株は米に連動するでしょう。

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現在、画像の赤色の矢印の位置にあります。2021年の4月から11月までは米のGAFAMTやスーパーグロース株が強い相場でした。
そう考えると、これからは素材株やエネルギー株などが上がる可能性があります。金融相場から業績相場への転換点とも言えます。
業績相場はしっかり利益を上げている株が買われます。また、世界的な流れとして脱炭素化を進めようという流れがあります。
世界鉄鋼連盟の会議でも沢山鉄を作って安く売るのではなく、しっかり利益のマージンをとって脱炭素化を進めようと話し合われています。
日本製鉄銘柄研究で挙げた通り、日本製鉄は価格転嫁が日本で一番できる企業です。
このしっかりとした実力で利益をあげることで、業績相場では戦っていける銘柄であると言えます。
様々な懸念に打ち勝ち、是非とも飛躍してほしいものです。
私は極めて高い配当を享受しつつ、日本製鉄ホルダーで居続けたいと思います。
 
〇今、日本製鉄は買うべき?売るべき?
→結論、今は静観すべき時!
現在、相場はアノマリー的にもお休みモード(手仕舞い)に入っています。海外投資家は積極的に損だし等を行い、節税に励んだりしています。
そのため、積極的な買いは控えられ、売りが多い状況にあると思います。出来高も薄いです。
日本製鉄固有の強さやPERといった指標的な安さですぐに買い向かうと含み損になることでしょう。短期筋では空売りのほうが儲かるかもしれないですね。
今まで持ってたけど結局上がらないから損切りや利確をした方も多く、もしかしたら安くなってきたし、また買いたいと思っていらっしゃる方もいるかと思います。
もし、次買うなら年明け後に順張りでついていく形が良いかと思います。3Q決算、そして3月配当に向けて株価は上昇するかもしれません
ただ、ここで買い煽り散らすとフォロワーが消えるので買い煽りたいですがすこし控えめにいきます。
私個人としては2~3年持つつもりですので、資金が出来次第、他の銘柄と比較し投資妙味がありそうなら買い増しします。
今回の海運株の上昇は一時的でコロナによる一過性の出来事と捉えられるかもしれませんが、実は大事なセクターローテーションの始まりとも捉えられます。
過去、海運株の急騰した1~2年後に鉄鋼株が急騰したという事実も私個人としてはにわかに期待しています。
まあ、現在は厳しい相場ですが勉強しつつ頑張っていきたいと思います。
生き残るぞ~!
 
日本製鉄に幸あれ!

電気自動車業界の将来性

現在の市場シェア(2020年のデータ)
・欧州約10%
・中国約5%
・米国約2%
・日本約0.59%
 
EV推進の世界的な流れ
・イギリス 2030年にガソリン・ディーゼル車の販売停止
・ドイツ        2030年にガソリン・ディーゼル車の販売停止
・フランス    2040年にガソリン・ディーゼル車の販売停止
・中国          2035年にガソリン車はHVのみ許可
・米国          2035年にガソリン・ディーゼルプラグインハイブリッド車販売停止
・日本       2035年にガソリン車はHVやPHVを許可
 
将来の市場シェア

 

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他にも様々な予測がされているが、EVが今後既存のガソリン車のシェアをハイスピードで奪っていくことは明確であろう。
 
ガソリン車と電気自動車の比較
〇CO2排出量
ガソリン車→CO2を出す
電気自動車→CO2を出さない
 
〇主な燃料
ガソリン車→ガソリン
電気自動車→電気
 
〇燃費
ガソリン車→100km/約800円以上かかる
電気自動車→100km/約310円で済む
燃費に関しては世界のコモディティ相場にもよるが一般的には電気の方がガソリンより安く済む傾向がある。
 
〇購入費用
ガソリン車→現時点では電気自動車より安い
電気自動車→現時点ではガソリン車より高い
購入費用に関しては段々と同じか、電気自動車の方が安く済むようになると考えられる。なぜなら電気自動車の方がガソリン車より部品が少ないため、作る際の費用を削減できるからである。しかし、現段階ではリチウムイオン電池が高いので電気自動車は高い。今後リチウムイオン電池の価格が下がればかなりお安くなるだろう。
 
〇音や振動
ガソリン車→ガソリンを燃やして走るので音や振動が少なくとも出る
電気自動車→電気でモーターを動かすだけなので、ガソリン車より音や振動は少ない
 
〇航続距離
ガソリン車→平均600km、長いものだと1500km
電気自動車→平均200km~600km、長いものだと最先端で1000km?
 
〇充電時間
ガソリン車→MAX5分
電気自動車→電気充電の方法による。長いと4~8h。短いと約30分。
充電時間は電気自動車は長いのでこれは課題であるが、現在、テスラでは既に充電されたパックを充電スタンドで交換するという方法も考えられている。ただ、自分の車の充電パックではないため、こういったシェアの文化の浸透には少し時間がかかる可能性がある。ただ、自動運転技術が確立され、シェアが当たり前の時代になればあまり問題にならないだろう。
 
〇自動運転技術
ガソリン車→自動運転技術の特許はトヨタが最多だが、あまり自動運転技術をもった車は売られていない
電気自動車→テスラが電気自動車の自動運転技術でリーディングカンパニーだ。FSDBetaが例に挙げられ、テスラ車の運転されたデータをビックデータとして集め、そのデータを基にどんどん自動運転技術が向上している。テスラは技術者が自動運転技術を作るだけでなく、ユーザーと共に作り上げているのだ。
自動運転技術に関しては間違いなくテスラ率いる電気自動車が超ビックデータを基に一番に確立するだろう。技術力×ビックデータが掛け合わされて始めて自動運転技術は成立する。シェアリングエコノミー×自動運転は技術力×ビックデータ×5Gで実現するため、あと数年は待つ必要がありそうだ。
 
〇税制度
ガソリン車→日本の場合は自動車税自動車重量税がかかる
電気自動車→既存の税制度に初回車検時は無料、翌年以降の車検時は75%カット。また購入時の補助金が条件次第で60万円ほど出る。
国としてもEV化は進める必要があるため、諸々の税制度はEVの方が良い。
 
〇維持費(保険、燃費諸々込めて)
ガソリン車→ガソリン代が高くつきがちで電気自動車より高い
電気自動車→ガソリン車より安い
下図、EVとガソリン車の年間維持費の比較

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現時点での時価総額

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テスラの時価総額には主要ガソリン車メーカー全てを足し合わせても敵わない
また、新参の電気自動車メーカーはどんどん時価総額を飛躍的に伸ばし始めている。ex).Rivian 、Lucid、Xpengなど
 
まとめ
どちらにせよ、ガソリン車からEVへの流れは止まらない。
ガラケーの技術ばかりを追い求めていた日本の企業がアップルのスマホに粉々にされたような大変革がすぐそこに迫ってきているのだ。
私達の国はガソリン車からEVへ変わるのは一番遅いだろう。なぜならガソリン車TOP企業が日本にあり、自国だけでも守ろうと策を講じているからである。
ガラケーからスマホになるのが遅かったように、日本は遅いのだ。既得権益や、しがらみ、雇用、電力の7割が石炭火力、問題はたくさんある。
投資家として斜陽のガソリン車メーカーの株を買うのか、それとも新しいイノベーション企業に投資するのか、答えは明白だろう。
直近はマーケットの過熱感、テーパリング、利上げ懸念、オミクロンコロナで電気自動車メーカーの株は売られている。
絶好の買い場ではないだろうか?結局、マーケットの環境で売られるのは一時的なもの。
米国の主要なイノベーション企業はこれからも世界を牛耳るのだ。
人間の生活様式を劇的に変える企業は人気投票で勝者となり株価が上がり金が集まる→更なるイノベーション→更なる人気を集め、株価が上がる。
この繰り返しである。
電気自動車は自動運転技術、シェアリングエコノミーを確立させ、私達が想像する上へ上へ飛躍することだろう!!
電気自動車業界の将来性は無限大だっ!!!
 



2022年経営戦略

2022年の私の目標を企業経営っぽく記事にしてみました。
 
◇投資事業
個別株課
『日米囚われる事なく投資パフォーマンス向上を図る(+30%)』
・知識を増やし、市場のトレンドを正確に捉える
・企業分析や株購入タイミングの研究
・購入銘柄のセクターは1hプレゼンできるほど徹底的に
 
仮想通貨課
『仮想通貨での投資パフォーマンスの向上を図る(+50%)』
・仮想通貨のニュースを日常的に見る
・具体的に購入する理由を持てるようにし、トレンドに乗る
・通貨価格の上がる起爆材料の認知の徹底
 
つみたてNISA課
『長期スパンで最高のパフォーマンスを誇る投資信託の選択』
・マクロ経済についての広く浅く情報収集→重要テーマは深堀り
・長期で積み立てるメリットが語れる銘柄選定をする
 
 
twitter
『フォロワーをコンスタントに増やす(500人)』
・フォロワーが増えるツイートの研究
・極力、素での情報発信かつ、相互フォローを活用せずにフォロワーを増やす
→個の魅力の向上を目指す
 
ブログ課
『大学在学中は収益を求めず、フォロワーへの還元として運営する』
・有料ブログで運営する場合、初心者をターゲットとし、ニッチな個別銘柄の企業分析の記事は読まれない
→ニッチな個別銘柄が見てもらうためには既に一定の認知と数年の投資経験のあるフォロワーが必要となる。よって今有料ブログにしても負ける可能性が高いと判断
・社会人になるまでに一定の発信力をつけてから有料ブログでの収益化を計画
・具体的で価値のあるニッチな分析記事をコンセプトで運営
 
 
◇労働事業
労働課
『更なる労働収入の増加を図る(既存月5万+α)』
・楽かつ近場の労働を探し、労働を増やし、投資入金力を増やす
・108万の壁は超えない&無理はしない
 
 

テスラ販売台数・生産台数&株価の推移(最新)

テスラ販売台数、生産台数と株価をグラフにしてみました。

 

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高価格帯であるモデルSやXの生産&販売は2021年現在、そこまで力を入れておらず横ばいor減少、低価格帯であるモデル3やYの生産&販売が著しく伸びている。

株価は低価格帯のモデル3やYの生産&販売台数に素直についてきている印象。

また、どんどん利益率が向上している点も株価を押し上げる要因になっていると考えられる。

 

rivianやlucidはテスラでいうところのモデルSやXをやっと生産始めましたくらいなので、圧倒的な差がついている。

他競合もあるが、圧倒的利益率、圧倒的生産力を誇るテスラにかなうEVメーカーはいまのところない

このまま首位の座をテスラがとり続けたら、自動運転技術も一番に確立させ、既存のガソリン車メーカーをぶっ壊しながら躍進するだろう。

今もテスラ社にはテスラ車一つ一つから運転データが集まってきている。

 

私は大学生だが、日本の車メーカーへの就職は業界順位問わず控えようと思う。

数年後テスラにぶっ壊されていることが容易に想像できるからだ。

 

テスラの株主であり続ける限り更新し、テスラのビジネスモデルについても今後記事にしていきたい。

 

投資戦略(2021/11)

日本株について
現在、日本株については少しずつ上昇傾向にあると見ている。
特に決算を終えて、業績の良い銘柄は織り込み済みで下げたものはいくつか見つけられたが、株価は底堅く推移し、年末にかけ少しずつ物色されつつあると思う。
また、現在市場を牽引しているのは円安で恩恵を受ける銘柄やセクター、世界的なコモディティ価格の上昇から恩恵を受けるエネルギー株と見ている。また、メタバース関連などのテーマ株においても個別銘柄がちょこちょこ買われている印象がある。
 
現在の保有銘柄:日本製鉄
保有銘柄の戦略:日本製鉄は今のところ売ろうと全く考えていない。理由は以前あげた日本製鉄の記事を見ていただきたいが、最近の動向として日米間の鉄鋼関税の見直しが挙げられる。現在、日米間の鉄鋼関税はかなり高い状況にある。トランプ政権時に既存の関税に鉄鋼は+25%の関税がかけられた。具体的には情報が載っていなかったため、詳しく言えないが、少なくとも今回の鉄鋼関税見直しでかなり鉄鋼業全体へ+に働くと見ている。
鋼材価格については中国が物凄い勢いで下がっており、少しずつ安い鋼材がアジア市況に流れている。これは以前挙げた懸念点が現実化したようだ。また、日本製鉄の信用買い残りは依然として多い。しかし、米国ではインフラ法案が可決したため、米国の鋼材価格は高値で推移、あるいは更なる鋼材価格上昇も考えられるだろう。この懸念点と好材料の板挟みにある。しかし、私は買いポジションで強気でいる。この強気でいられる理由は優秀な修羅場をくぐってきた経営陣、今後は米国やインドなどこれから成長する地域に製鉄所を展開、拡張しており、これからEVで頻繫に使われる電磁鋼板で圧倒的であること、他にもいくつもあるが、それは過去記事から察して頂きたい。
これから買おうとしている銘柄:今のところ無く、市場を観測している。買うとしたら飲食や旅行、岸田銘柄あたりか?まだ確信に至れていない。
 
米国株について
(私は20歳誕生日に証券口座を新たに開設し、経済の最強国、米国株進出を果たした。まだまだ経験が少ないため間違っているかもしれないが、今の思考をアウトプットする。)
米国株に関してはバブルバブル言われそれでも加速度的に株価が上昇してきた。個人的には米国株は短期でどこかで調整はあるかもしれないが、長期的にはやはり最強の市場で間違いないと考えている。優秀な金融政策、人口増加、起業家精神、国民の金融リテラシーは他国と比べ圧倒的に高く、人生を上手く生きている人が多い。この最強国の経済成長の恩恵は計り知れないものだろう。今はネットで世界の株が買える時代。よって米株参入の外国人投資家は今後も凄い勢いで増えてくるだろう。
現在まで市場を牽引していたのはやはりハイテクグロース株、日本株と同様にエネルギー株、また、金融政策を織り込んで上昇しているセクターも上昇を確認している(銀行株など)
 
現在保有銘柄:なし
これから買おうとしている銘柄:TSLA(EV最大手)、NEM(産金量世界一の金鉱株)、銀行株の一角(投資銀行もあるため、分析中)、COIN(仮想通貨取引所世界二位)
米国の金融政策や今後の動向を考える上で、ハイパーグロース株は魅力だが、それよりも投資妙味のある銘柄やセクターがあると見ている。特にインフレに強い金鉱株、仮想通貨あたり。インフレ長期を私は見越しているため、こういった株は狙えると考える。また、そのさらに先に米国の金融政策として利上げを私は見込んでいる。インフレが長期になればなるほど、FRBは対策を打てと市場参加者から言われることだろう、またそれをFRBは気づいていると思う。そうなれば金利が上がり、銀行株の追い風がやってくることは明白だ。特に昔ながらの融資業務のセグメント比率が高い銘柄を狙っている。今後はそういった融資業務のセグメント比率が高い銘柄を探し出し、投資していきたい。
また、TSLA。これはハイパーグロースであるため市況的には向かい風だが、TSLAのビジネスの躍進は今後も破竹の勢いで進んでいくことだろう。将来のGAFAMであると見ている。よってイーロンマスクの売却が終わり次第、長期前提でポートフォリオに組み込みたい。
米国株の銘柄研究は今後やっていきたいと考えている。

【人生最大の損切り】断腸の思いで決断しました

こんにちは、ちまおです。大学2年で学生投資家名乗っています。

株を始めて約1.5年が過ぎ、私もようやく20歳を迎えました。

 

昨年度、国から支給された現金給付10万円を元手に親の株の口座の端くれから始まった物語…

 

投資を始めた1.5年前の純資産(資産総額から負債総額を引いた額)は22万円程です。

現在では純資産は約65万円となり、約3倍になりました。

 

この純資産の伸びは投資によるものか?

 

いえ、アルバイトでせっせと働いた労働の成果です。

そう、これが現実。初心者投資家の個別株の現実。

 

投資で儲かったのかというと、儲かってはなく、むしろ損を出しています。

 

私はまだ、確固たる自分の投資手法を確立出来ていないのです。

おかげさまでガムシャラにトレードし、損を出して嘆く日々でした。

 

でも、個別株を始めたおかげで世界の見え方はだいぶ変わり、少しずつ成長しているのを実感しています。実力も分析力も格段に向上しています。

 

株は資本主義の根底にあり、お金持ちになる近道であると確信しています。

だから、損を出しても相場と向き合い、いつか爆益を出せるよう鍛錬を重ねているのです。

 

日本の未来は残念ながら明るくありませんし、どうなるのかも分からない。そういった

焦燥感や無力感、どうにか抗いたいとする反骨精神と若さ、これだけが私の武器です。

 

さて、前置きが長くなりましたが本題を

 

2021/11/8

人生最大の損切りを実施しました。

銘柄は二つです。

一つ目は昨年度、5Gで株式市場を地味に騒がせたブロードバンドタワー(3776)

二つ目はなんか鉄絶好調じゃん!で買った神戸製鋼(5406)

 

まず、ブロードバンドタワー

なぜ買ったのか私がつけている投資ノートには

・国策5G銘柄

内閣官房長官参与にBBTの社外代表取締役が抜擢

・決算黒字化、コロナ後の資金の流れに期待

 

懸念点としては空売り機関が多すぎると書いてありました。

戦略としては長期。株価が跳ねたら利確。それまでホールドと書いてありました。

 

さて、こちらの銘柄、昨年度(2020/11)に買いました。

購入単価は420.7

株数は100株

投資資金としては42070円ですね。

株価調べて見てください。ウルトラスーパージャンピングキャッチイナゴです。

 

2021年現在(2021/11/8)、どうなってると思いますか?

損切り時株価は206

売却株数は100株

損益△21670円

 

皆様、どう思いますか?

一年間ホールドして購入株価の半値以下。

はい。これが現実です。

当初立てた戦略『長期。株価が跳ねたら利確。それまでホールド』を一年間守りました。

 

半値以下です。

いやあ、しんどかったですね。

なにせホールドしてきた一年間ずっと毎日株価が2ずつ減っていく感じですよ。

インデックスの逆バージョンですか?

毎日心すり減らして生きてましたねww

 

そんな生活ともおさらばです。

 

損切りした理由としては、業績が低迷しているのと、ビジネスモデル及び、社長が夢語りオジサンであり、全く5Gが全盛期になったとしても業績が伸びるビジョンが見えないからですね。

 

当日は雰囲気で買っていましたから、しっかりどのようなことで稼いでおり、事業のどの部分が爆益を出すのかしっかり分析する必要がありましたね。

 

このような雰囲気で購入するというような買い理由、しっかり懸念点を認識していないところ、予想が外れたら即損切りが出来なかった点もNGです。

 

中間、期末配当で100円ずつ貰い、株価は半値以下になりました。

 

そう、これが私の投資家人生過去最大級の損切り、一つ目の銘柄でした。

下落率50%超。w

 

さて、続いて神戸製鋼

買った理由としては

・鉄鋼が強く、まだ上がると思った←(覚醒剤でもやりましたか?)

・決算がかなり良いと予想。←具体的になぜ良いのか答えられなかった

 

不安材料としては

・決算前日にイン(高値圏)

 

なぜ、高値圏で決算チャレンジに挑んだんだ…(後悔)

 

神戸製鋼は決算前ですので2021/5/10に買いました

購入単価は909

購入株数は100株

投資資金としては90900円ですね

 

学生としては10万円近いのでかなり思い切った挑戦です。

しかも高値圏決算前日にインのギャンブラー気質w

 

さて、現在(2021/11/8)

損切り時株価は604

売却株数は100株

損益△30500円

 

はい。これがギャンブラーの末路です。

肝心の決算後、大幅下落してずっと持っていました。

 

チャートをご覧ください。

飛び降り自殺したような綺麗な下落チャートがご覧いただけます。

決算後は600から800の緩やかな下落レンジをチャートは描き、一度も900代のウルトラジャンピングキャッチした株価まで上がることはありませんでした。

 

私はいつかあがるやろwとして現実を見ませんでしたね。

はい。

高値圏での決算チャレンジはやめましょう(戒め)

 

9月あたりから鉄鋼価格上昇で鉄鋼メーカーが注目を浴び、JFEや日本製鉄は上げましたが神戸製鋼は上がりませんでした。

 

なぜか?

神戸製鋼は決算見通しが弱く、そして事業セグメントで鉄鋼アルミは39%しか占めていないため、鋼材価格上昇の恩恵を受けられる銘柄ではありませんでした。

 

しかし、それでも神戸製鋼が上がり私のジャンピングキャッチは助かると考えてずっとホールドしていましたが、残念な結果で撤退しました。

 

この後日本製鉄を買い、本格的にまとも?な銘柄研究をし始めるのですが、やはり価格転嫁能力の低い神戸製鋼に投資し続ける魅力はありませんでした。

日本製鉄の銘柄研究はこちら↓

timatimablog.hatenablog.com

 

よって損切りしたわけです。

損切りまで約半年かかり、自分の過ちを認めました。

 

人間というのは嫌なものに目を蓋にしてしまいがちですね

 

こんな感じで二銘柄合計の損切り額は△52170円。

辛かったです。保有してる時も、切るときも…涙

 

なにせずっとマイナスしかポートフォリオ見てなかったので…涙

 

でも損切りしないともっと傷口広がってしまうので…涙

というか既に購入価格の半値以下になるなど、退場レベルの痛手を喰らったわけですが。

 

聡明な皆様ならこんな馬鹿らしいミスしないと思いますが、私の過ちを反面教師にして、それぞれで投資を楽しんでいただけたらと思います。

 

ほんまに株つらいです。でも成長は感じており、楽しんでいるので続けます。

 

爆益いつとれるんだろうなあ…

 

がんばれちまお

 

それでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本製鉄、切るか、保有か?

【結論】
選択肢は二つある。
○直近の信用や需給による下げを回避するために利確or損切りを断行する
○長期で配当金を貰いつつ、再浮上&最高値を狙う
 
【直近の状態について】
日本製鉄は決算を受けて大幅下落した。
理由としてはいくつか考えられる。
 
①材料出尽くし
下期の業績予想を上期と比較して見ると、下がっている。この決算より鋼材価格はピークアウト。
鉄鋼の好業績は一時的とマーケットに見られた可能性が高い
そもそも鉄鋼はシクリカル銘柄であり、好業績が一時的であるとの見方が一般的だ。
それによる売りが直近でもさらに出てくるだろう。
 
②株の需給が悪い
日本製鉄は過去最高の利益、そして社長、副社長、事業部長揃って上振れと前々から言っており、その事実を知った人達が短期的に株価が上がるだろう。と見越して信用買いがたくさん集まっていた
しかし、CBの発行や岸田ショック、原材料高などで株価は低迷
おかげさまで信用買いが利確出来ず溜まりに溜まってしまった。
信用買いが多いと株価の上値は重い
よって短期的にはこれら信用勢力が一旦整理されるまでなかなか上がりにくく、株価は下がりやすいだろう。
 
③マクロ的懸念材料
歴史的な原燃料高の長続き、世界の鋼材価格の横ばいや下落などがこれに該当する。
急激な需要の回復、原燃料高を理由に世界の鋼材価格は急上昇した。
おかげさまで鉄鋼業は大きなマージンをとれたが、これが続いてしまうとインフレ懸念、お客様が困ってしまう。
よって世界や日本の鋼材価格は今後緩やかに落ち着いてゆくことが考えられよう
また、中国も直近の鋼材価格は大幅下落している。これも懸念として注視する必要がある。
そして、日本の為替レートが円高方向に少し進んだことも懸念として見ておかなければならない。
このような様々なマクロ的懸念から売られているとみることもできる。
 
こういった理由から短期的にはかなりの下げを覚悟する必要がある
とくに信用で買っている方は現物と比べ、期限があるため厳しい局面となるだろう。
 
【決算説明動画を拝見して分かったこと】
日鉄副社長は、決算説明をする前にこんなことを語った。
 
『直近の決算が過去最高益になるのは素直に喜べることだ。しかし、この好決算を継続的に出す必要がある。具体的には在庫評価を除いた事業利益6000億円は今後も継続的に出す必要がある。今後、本格的に事業の選択と集中が進み、本格的にコスト改善をしっかりとやっていけばその実力はある。目指せる。
 
日鉄としては今後更なる脱炭素、カーボンニュートラル実現のための投資を物凄い額をしなければならない。
よって日鉄としてはこの爆益を継続的に出す必要があると言っている。
 
過去との比較のスライドでは2014は原材料高などの懸念も少なく環境が良くて、多くの鉄を生産し、多くの利益を出せた
しかし、今回原材料高等、環境が悪いのにも関わらず、抜本的コスト改善、ひも付き価格是正、海外事業の拡充などで過去最高益を叩き出せた
→これは素直に評価すべきところ
 
設備休止損に関しては2021がピークであり今後、減少していく。
 
また、今後は国からの脱炭素の支援も期待していると語った。
脱炭素テーマで株が買われる可能性
 
転換社債については、更なる投資のためしっかりと財務体質を改善し、株主還元、業績、株価を上げていくと言った。
 
今回の決算予測では鉄鉱石価格の更なる下落、原料石炭は高値横ばいで下期を試算した。
今後、原料石炭が急激に下がれば2Qと同じくマージンの確保につながるかもしれない。
 
懸念はあるものの、力強い決算説明会であったと個人的にみている。
 
【今後の戦略について】
短期目線なら損切りした方が良いです。理由は先ほどあげたものが理由。
 
長期で投資する場合、正直、将来の鉄鋼業に投資をするかという問題になってくる。
将来的に世界の鉄鋼業は脱炭素に向け、生産より一定量のマージンをしっかりととっていく体制になると考えられる。
また、2022年ではインド、ASEAN、米、EUで鉄鋼の需要は増えるとしている。
 
日本製鉄を信じるか、ここが今後の決め手である。
 
この鉄鋼マージンバブル以降も、しっかりとマージンを確保し、事業利益6000億円をコンスタントにとりつづけることが予想できるか?
日本製鉄の決算説明動画では、日本製鉄が脱炭素のため、今後もコンスタントに事業利益6000億円をとり続けたいという意思が個人的に伝わってきた。
 
僕はここ数か月だけだけど、日本製鉄を調べ続けてきて、日本製鉄が従来の古臭いただのデカい企業から、本気で変わってこようとする意思、そしてその意思が反映された決算、実力を感じた
 
脱炭素へ向け、本気で頑張る企業を応援する。そう思い、信じ続けた者だけが鉄鋼の株売却益を掴み取ることができるのではないだろうか。
 
よって僕は中長期で日本製鉄を持ち続けることを宣言しようと思う。
 
もちろん、2022で事業利益6000億円、達成できなければ諸々シナリオを考え直して損切りしないといけない可能性もある。
市況も悪くなるかもしれない。中国が安い鋼材を世界にバラマキして採算が悪化するかもしれない。円高が急に進んで利益をあげにくくなるかもしれない。
 
不安はつきません。人生と同じです。それでも本気で変わろうとする企業の将来を応援するのは悪いことではないのではないでしょうか?
 
日本株の個別投資で外国人投資家より優位性をとれるのは、調査に調査を重ねた日本人だけ。
 
僕は学生なので100株でも総資産のかなりを日本製鉄でポートフォリオを占めるが、今後も日本製鉄筆頭株主であると自分を信じ込み、更なる分析を重ねていく必要がある。
 
日本製鉄の脱炭素の未来に賭けてみようと思う。
頑張れ日本製鉄!僕は応援してるぞ!!